淹れる– category –
コーヒーの淹れ方を原理から扱う大分類です。透過・浸漬・加圧・煮出しの4方式、TDSと収率で考える抽出の科学、ハンドドリップやフレンチプレスのレシピ、エスプレッソの基礎までを網羅。今日の一杯を再現性高く淹れるための知識をまとめています。総論は「コーヒーの淹れ方は4種類で整理できる」へ。
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淹れ方・レシピ
カリタ式の淹れ方|三つ穴・ウェーブで安定して淹れるレシピ
コーヒー豆を挽いてドリッパーに入れ、湯を注ぎ始めた瞬間に粉が斜めに偏り、抽出液の落ちる速度が安定しない。ハンドドリップを始めて1年ほど経つと、こうした「注ぎムラ」に悩む場面が増えてくる。カリタ式ドリッパー(三つ穴・ウェーブ)は、湯だまりが… -
淹れ方・レシピ
4:6メソッドの淹れ方|粕谷哲の5投レシピで味を自在に調整する
2016年のWorld Brewers Cupで日本人として初優勝した粕谷哲が公開した4:6メソッドは、総湯量を前半40%と後半60%に分割し、それぞれで味の方向性と濃度を独立して調整できる淹れ方である。従来のハンドドリップが「何となく中… -
淹れ方・レシピ
ハリオV60の淹れ方|円錐ドリッパーのレシピとスパイラル注ぎ
V60の大きな特徴は、底面に開いた一つ穴と内壁を螺旋状に走るリブである。この構造により、他のドリッパーと比べて湯が素早く抜け、注ぎ手の技術が味に直結しやすい。フラットボトムのKalitaや台形のMelittaが抽出時間を物理的に制御するの… -
淹れ方・レシピ
ハンドドリップの基本完全ガイド|道具・分量・蒸らし・3投の手順
ドリッパーに粉を敷き、細口ケトルで湯を注ぐ。この一連の動作は日本では1950年代から家庭に普及し、現在もコーヒー抽出の主流である。だが「豆15gに対し湯は何ml必要か」「蒸らしは何秒か」といった数値の根拠を知る人は少ない。ハンドドリップに… -
抽出の科学
ドリップバッグコーヒーの仕組み|手軽に1杯淹れる構造
オフィスのデスク、出張先のホテル、あるいはアウトドアのテント内。マグカップ1つあればその場で淹れたてのコーヒーが飲める光景は、2000年代以降の日本で急速に広がった。この利便性を支えるのが、ドリップバッグと呼ばれる個包装の抽出器具である。… -
エスプレッソ・ラテ
スチームミルクの仕組み|スチームワンドで泡ができる科学と適温60〜65℃
スチームミルク・フォームドミルクが泡立つ原理を解説。タンパク質と脂肪が泡を安定させる仕組み、スチームワンドの空気混入と加熱、適温60〜65℃と過加熱の弊害、ラテアートを支えるマイクロフォームまで。 -
抽出の科学
ベトナムコーヒー(フィン)の原理|練乳と深煎りの濃厚抽出
ハノイやホーチミンの路上カフェで、小さなアルミ製のフィルターから黒い液体がゆっくり滴り落ちる光景を目にした人は多いだろう。ベトナムコーヒーは、フィンと呼ばれる金属フィルターで深煎りのロブスタ種を抽出し、練乳と合わせて飲むスタイルが定番だ。… -
抽出の科学
トルココーヒーの原理|イブリック(ジェズベ)で煮出す仕組みと飲み方
トルココーヒーをイブリック(ジェズベ)で煮出す原理を解説。極細挽きを水から煮立てる仕組み、粉を沈めて上澄みを飲む理由、ユネスコ無形文化遺産に登録された文化背景、道具選びまで。 -
抽出の科学
コーヒーサイフォンの仕組み|蒸気圧で湯が上下する原理を図解
コーヒーサイフォンの仕組みを図解で解説。蒸気圧が湯を押し上げる上昇の原理、火を止めると抽出液が下降する理由、高温浸漬が生むクリアで華やかな味、器具選びのポイントまで。 -
抽出の科学
ネルドリップはなぜまろやか?布フィルターとコーヒーオイルの科学
喫茶店のカウンター越しに、バリスタが布袋を湯に浸している光景を見たことがあるだろうか。白い布がゆっくりと茶色く染まり、カップに注がれたコーヒーは紙フィルターで淹れたものとは明らかに異なる質感を持つ。ネルドリップは日本の喫茶文化を支えてきた… -
抽出の科学
水出しコーヒー(コールドブリュー)の原理|低温長時間でまろやかになる理由
夏場のカフェで見かける透明なタワー型の器具や、自宅の冷蔵庫で一晩かけて作る水出しコーヒー。ホットコーヒーとは異なるまろやかな味わいは、単に冷たいだけでなく、抽出の化学そのものが変わることで生まれる。水出しコーヒー(コールドブリュー)は、コ… -
抽出の科学
モカポットの原理|直火で生まれる「濃いコーヒー」の正体
イタリアの朝食テーブルに欠かせない八角形のアルミ製ポット。直火にかけると数分で濃厚なコーヒーが上部に湧き上がる光景は、エスプレッソマシンを持たない家庭でも本格的な味わいを楽しめる手段として1933年の発売以来、世界中で支持されてきた。だが…