Coffee Pick Lab– Author –
Coffee Pick Lab は、コーヒー知識メディア Coffee Pick をつくっている編集ラボです。国際コーヒー機関や全日本コーヒー協会の統計、ISO や公正競争規約などの規格・法令、査読論文、生産国の公的資料——一次資料を原典で読むことを出発点にしています。英語や現地語の資料の読み解きと下書きにはAIを使い、数字・年代・固有名詞は人が出典に当たり直して、裏が取れないものは落としてから公開します。編集方針と制作工程は運営者情報にまとめています。
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精製・焙煎
インフューズドコーヒー論争|コ・ファーメンテーションはどこまで「コーヒー」か
発酵タンクに果実や香料を加えるインフューズドコーヒーは、業界を二分する論争の中心にあります。風味の革新と農家の収益向上を掲げる推進派と、テロワール偽装と表示不透明性を指摘する批判派の主張を、一次資料で整理します。 -
精製・焙煎
コーヒー精製の乾燥工程|天日・アフリカンベッド・機械乾燥の科学
コーヒー生豆の乾燥工程は、収穫後の果実から水分を11%前後まで減らす精製の最終段階です。天日床・アフリカンベッド・機械乾燥の3方式それぞれの原理と、水分活性などの科学的メカニズム、攪拌と温度管理の重要性を解説します。 -
抽出の科学
コーヒーの「再現性」設計論|同じ味を毎回出すための変数管理
同じ豆・同じレシピで淹れても味がブレるのは、粉量・湯温・挽き目など複数の変数が動いているからです。コーヒー再現性を確保するには、変数を測定可能な形で記録し、次回も同じ値に揃える必要があります。 -
淹れ方・レシピ
コーヒーのまとめ淹れスケーリング|2杯から10杯まで比率をどう変えるか
コーヒーをまとめて淹れる際、1杯分のレシピをそのまま倍にすると粉層が深くなり過抽出になります。粉量は杯数に対して非線形に調整し、挽き目を粗くすることが重要。2杯から10杯まで、杯数別の具体的なレシピと器具選択を解説します。 -
エスプレッソ・ラテ
リストレット・ルンゴ・ドピオの違い|抽出比率で変わるエスプレッソの表情
リストレットとは抽出比率1:1〜1:2に制限したエスプレッソで、ルンゴ・ドピオとは異なる軸に属しています。抽出比率の違いで甘さ・酸味・苦味が劇的に変わる仕組みを解説します。 -
コーヒーと体
「エスプレッソはカフェイン最強」は本当か|一杯あたりで検証する
エスプレッソのカフェイン濃度は確かに最も高いが、1杯の容量が小さいため総摂取量は濃度ほど多くない。公開データとの比較から、濃度と総量の違いを整理し、「濃い=カフェイン最強」という俗説の真偽を検証します。 -
風味・テイスティング
味覚の個人差の科学|苦味受容体TAS2Rとコーヒーの好み
同じコーヒーでも人によって味わいが異なるのは、舌の苦味受容体TAS2Rの遺伝的多型が原因です。遺伝子の違いが苦味物質への感受性を左右し、味覚の個人差を生み出しています。自分の味覚特性を理解することで、豆選びがより的確になります。 -
風味・テイスティング
「コク」と「キレ」の科学|日本語の味言葉を定義する
コーヒーコクとは複雑性・持続性・広がりの3要素から成る統合的な感覚であり、一方「キレ」は後味の切れ上がりの速さを指す日本独自の味言葉です。英語に直訳できないこれら2つの概念を、味覚科学とコーヒー研究の一次資料から科学的に定義し直します。 -
風味・テイスティング
レトロネイザル嗅覚|コーヒーの「風味」の大半は鼻から抜ける香りだった
コーヒーの風味の大半は、口から鼻へ抜ける香り「レトロネイザル嗅覚」によって構成されています。鼻をつまんで飲むと苦味と酸味だけが残り、ベリーやチョコレートといった香りが消える現象から、味覚と嗅覚の関係を解説します。 -
風味・テイスティング
温度と味の知覚|コーヒーが冷めると酸っぱくなる理由
コーヒーが冷めると酸っぱく感じるのは、温度による味覚受容体の感度変化と液体中の化学反応が同時に起きるためです。甘味を感じるイオンチャネルは温度が高いほど活性が強まり、逆に酸味は冷めるほど鋭くなります。温度と味の知覚の関係を科学的に解説します。 -
風味・テイスティング
コーヒーの渋み・雑味の化学|タンニン・乾留成分の正体
コーヒーの渋みはポリフェノール類が唾液タンパク質と結合する触覚現象で、雑味は過抽出や乾留成分による不快な味です。クロロゲン酸などの化学成分と抽出条件から、渋みの正体と対策を解説します。 -
風味・テイスティング
欠点風味図鑑|フェノール・発酵臭・紙臭…オフフレーバーの原因と見分け方
コーヒー豆の欠点風味(オフフレーバー)であるフェノール臭・発酵臭・紙臭などの原因と見分け方を、SCAの評価規格とWorldCoffeeResearchの標準語彙に基づいて解説。