豆を知る– category –
コーヒー豆の産地・品種・精製・焙煎を体系的に扱う大分類です。エチオピアやブラジルといった生産国の個性、アラビカ種とロブスタ種の違い、ゲイシャやブルボンの系譜、ウォッシュトとナチュラルの製法まで、豆の味が決まる仕組みを一次情報ベースでまとめています。総論は「コーヒー豆を知る完全ガイド」へ。
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産地
ホンジュラスコーヒーの特徴|中米の新興スペシャルティ産地
2010年代以降、スペシャルティコーヒーの品評会で上位入賞を果たすホンジュラス産ロットが増えている。かつては「低価格のブレンド用」と見られていた中米の生産国が、いまや標高1,500メートルを超える高地産マイクロロットで85点超のSCAスコ… -
品種
ブルボン種とは|甘さの源流品種
2024年のスペシャルティコーヒー市場で「ブルボン」の表記を見かける頻度は、5年前の約1.8倍に増えている。ロースターが品種名を前面に出すようになった背景には、消費者が風味の違いを品種レベルで理解し始めた事実がある。ブルボンは18世紀にイ… -
産地
モカコーヒーとは|イエメン/エチオピア・モカ港の由来
カフェの豆メニューで「モカマタリ」を見かけたことはないだろうか。あるいは「エチオピア・モカ」という表記を目にした経験があるかもしれない。同じ「モカ」という名を冠しながら、産地がイエメンとエチオピアに分かれるこの呼称は、実は港の名に由来する… -
産地
ハワイ コナコーヒーの特徴|火山が育む希少豆
ハワイ島西岸のコナ地区で栽培されるコナコーヒーは、世界のコーヒー生産量の1パーセント未満しか流通しない希少品種である。スーパーマーケットで「コナブレンド」として販売される商品の多くは、実際にはコナ豆を10パーセント程度しか含んでいない。こ… -
精製・焙煎
自家焙煎の始め方|手網・フライパン焙煎の原理
自宅で生豆を焙煎する人口は、2020年以降のコーヒー需要拡大に伴い増加傾向にある。焙煎したての豆が持つ香気成分の揮発は焙煎後24時間以内にピークを迎え、その後は酸化が進行する。市販の焙煎豆では流通の都合上この最盛期を逃すことが多いが、自家… -
品種
ゲイシャ(ゲシャ)とは|世界最高値をつけた品種
2004年、パナマのオークションで1ポンドあたり21ドルという当時の最高落札価格を記録したコーヒーがある。それがゲイシャ(Geisha)、あるいはゲシャ(Gesha)と呼ばれる品種だ。この価格は翌年には50ドル、2019年には1,029ド… -
産地
ジャマイカ ブルーマウンテンとは|“コーヒーの王様”の正体
日本の百貨店でブルーマウンテンを探すと、100グラムあたり3000円を超える価格が並ぶ。同じアラビカ種のエチオピア産が800円前後で買える状況と比べれば、この差は4倍近い。「コーヒーの王様」と呼ばれるブルーマウンテンは、ジャマイカ東部の限… -
産地
マンデリン(インドネシア)の特徴|スマトラ式精製の重厚な味
スマトラ島北部のトバ湖周辺で栽培されるマンデリンは、世界のコーヒー産地の中でも独自の地位を築いている。その理由は精製工程にある。一般的なウォッシュトやナチュラルとは異なり、マンデリンの大半は「ギリンバサ(Giling Basah)」と呼ば… -
産地
コスタリカコーヒーの特徴|ハニープロセス発祥の地
中米産のコーヒー豆を探すとき、パッケージに「SHB」や「タラス」という表記を目にすることがある。これらはコスタリカ産コーヒーを選ぶ際の重要な手がかりだ。国土面積は九州と四国を合わせた程度だが、火山性土壌と標高差を生かした栽培環境によって、… -
豆を知る
コーヒー豆を知る完全ガイド|産地・品種・精製・焙煎でわかる味の地図
コーヒー豆の種類は、大きく分けてアラビカ種とロブスタ種の二大品種に分類され、世界全体の流通量のおよそ99パーセントを占める。アラビカ種は世界生産量の約60パーセントを占め、酸味が際立ち複雑な風味を持つのに対し、ロブスタ種は苦味とカフェイン… -
精製・焙煎
デカフェはどう作る?スイスウォーター・CO2・溶媒 3製法を比較
デカフェ(カフェインレス)のカフェイン除去方法を解説。有機溶媒法・スイスウォータープロセス・超臨界CO2法それぞれの仕組み、カフェイン除去率の考え方、風味・安全性・コストの比較、シーン別の選び方まで。 -
精製・焙煎
アナエロビック発酵とは|次世代精製プロセスの仕組みと風味
2010年代後半、スペシャルティコーヒーの品評会で「アナエロビック」という表記を目にする機会が急増した。中米コスタリカやコロンビアの生産者が密閉タンクを導入し、従来のウォッシュトやナチュラルとは一線を画す強烈な果実香を生み出している。この…